2012年10月17日
インコ臭 香水 香りについてのネタバレ(制作秘話)
一部で話題のインコ臭(原題:LUXURY PARROT)
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香調:オリエンタルタイプ グルマンノート インコノート

●オリエンタルというのは、バニラやパチュリ等が合わさった
複合的な香りで、海外からみた東洋をイメージ。(ゲランのシャリマーなど)
●グルマンノートとは、お菓子などの「美味しい香り」の事です。
ティエリー ミュグレー(Thierry Mugler)のエンジェルという
香水が最初です。日本人には難しいと思われたのか中々入ってこず、
そこから派生した(続いた)ロリータレンピカの方が有名になりました。
LUXURY PARROTですが、実は、
お菓子の城に住む、おフランスなインコをイメージしています。
そして、このインコ臭の香りですが、あくまでもフレグランスとして
制作したため、材料も、そのつくりも、普通の香水と同じです。
●ラストノートに「インコノート」がありますが、
他の香りとバランスよく調和するべく作ってあります。
アニマル系の香りで、コレ!といった香りがあったので
(ブランド香水にも使われるもので、変なものではありません)
それを中心に干し草や木の実、他の一般的なアニマル系のものと
組み合わせました。
(アニマル系の香りは保護の為もちろん天然ではありません)
今回作るに当たり、テーマがテーマだけに、作るのにも
勇気が要りました。
そこで、そんな私に勇気をくれた香水をご紹介します。
何れもセルジュルタンス(資生堂)です。
◆まず、動物部分があると言う事で、
【ムスク クブライカンにみる、野性味さ 】に励まされました。
フビライカンがモデルなのでモンゴル的パワフルさをイメージ
しているのでしょうが、その強力なアニマルな香りに
わたくしは、全盛期のアントニオバンデラスのたくましさを
思い浮かべたものです。体毛の濃い目力のある、人生開拓に
燃える男性にこそふさわしい。

◆次に【ミエル ドゥ ボワには、香料使いの大胆さ】を。
ハチミツとウッディーな木の香りが特徴的な香りですが
ハニー香料の使い方が凄い。
その恐れ知らずな大胆さは、調香界の常識を打ち破った
といっても良いでしょう。それでいて洗練されている所には
感動します。
◆最後に、昨年出た、【ジュドゥポーにみるユニークさ】

トーストしたパンにバターを塗った香りで、
セルジュ・ルタンスが子供のころの懐かし記憶を香りにしたそうです。
ミドルノートに、小麦 焦げた匂いが挙げられています。
香りを試してみると、オリエンタルな香りの中に
本当にトーストの香りがします。
これは付けて大丈夫なのかという第一印象でしたが、
時間が経つと、トーストの香りやローストアーモンド菓子の
ような香りに木の香りが調和して、
素敵な男性風な雰囲気も出てきて驚かされます。
インコに小麦も欲しかったのですが、供給が不安定なので
今回は使いませんでした。
・インコノートは、フレグランスの【一部】であること
・オリエンタルタイプ、グルマンノートは日本人には好みがある
以上2点ご留意ください。
なお、インコ臭にはハミングバードの、ハミングバードには
インコ臭の香りのサンプルを付けさせていただいております。
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香調:オリエンタルタイプ グルマンノート インコノート

●オリエンタルというのは、バニラやパチュリ等が合わさった
複合的な香りで、海外からみた東洋をイメージ。(ゲランのシャリマーなど)
●グルマンノートとは、お菓子などの「美味しい香り」の事です。
ティエリー ミュグレー(Thierry Mugler)のエンジェルという
香水が最初です。日本人には難しいと思われたのか中々入ってこず、
そこから派生した(続いた)ロリータレンピカの方が有名になりました。
LUXURY PARROTですが、実は、
お菓子の城に住む、おフランスなインコをイメージしています。
そして、このインコ臭の香りですが、あくまでもフレグランスとして
制作したため、材料も、そのつくりも、普通の香水と同じです。
●ラストノートに「インコノート」がありますが、
他の香りとバランスよく調和するべく作ってあります。
アニマル系の香りで、コレ!といった香りがあったので
(ブランド香水にも使われるもので、変なものではありません)
それを中心に干し草や木の実、他の一般的なアニマル系のものと
組み合わせました。
(アニマル系の香りは保護の為もちろん天然ではありません)
今回作るに当たり、テーマがテーマだけに、作るのにも
勇気が要りました。
そこで、そんな私に勇気をくれた香水をご紹介します。
何れもセルジュルタンス(資生堂)です。
◆まず、動物部分があると言う事で、
【ムスク クブライカンにみる、野性味さ 】に励まされました。
フビライカンがモデルなのでモンゴル的パワフルさをイメージ
しているのでしょうが、その強力なアニマルな香りに
わたくしは、全盛期のアントニオバンデラスのたくましさを
思い浮かべたものです。体毛の濃い目力のある、人生開拓に
燃える男性にこそふさわしい。

◆次に【ミエル ドゥ ボワには、香料使いの大胆さ】を。
ハチミツとウッディーな木の香りが特徴的な香りですが
ハニー香料の使い方が凄い。
その恐れ知らずな大胆さは、調香界の常識を打ち破った
といっても良いでしょう。それでいて洗練されている所には
感動します。
◆最後に、昨年出た、【ジュドゥポーにみるユニークさ】

トーストしたパンにバターを塗った香りで、
セルジュ・ルタンスが子供のころの懐かし記憶を香りにしたそうです。
ミドルノートに、小麦 焦げた匂いが挙げられています。
香りを試してみると、オリエンタルな香りの中に
本当にトーストの香りがします。
これは付けて大丈夫なのかという第一印象でしたが、
時間が経つと、トーストの香りやローストアーモンド菓子の
ような香りに木の香りが調和して、
素敵な男性風な雰囲気も出てきて驚かされます。
インコに小麦も欲しかったのですが、供給が不安定なので
今回は使いませんでした。
・インコノートは、フレグランスの【一部】であること
・オリエンタルタイプ、グルマンノートは日本人には好みがある
以上2点ご留意ください。
なお、インコ臭にはハミングバードの、ハミングバードには
インコ臭の香りのサンプルを付けさせていただいております。
2012年10月10日
紹介されていた LUXURY PARROT

LUXURY PARROT インコ臭
こちらのサイト [roomie(ルーミー)]で、ヨリエ・スディラジェンコフ女史に
ご紹介していただき、上記にリンクされている、とりっず宛てに問い合わせが
来ているそうです。
現在在庫が無い状態のようですが、とりっず、バードモア共に
近日中に入荷予定です。
LUXURY PARROT インコ臭の詳細及び購入できるサイトにつきましては
こちら をお読みください。
ヨリエ・スディラジェンコフ女史の記事は、インコ臭以外のものも
とても面白いのでつい読んでしまいます。